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暗く全く陽の当たらない洋館に1匹のウサギがいた。
そのウサギは不思議の国でかつてアリスを導く時計ウサギの職についていた。
そのウサギは自分の欲求に溺れ不思議の国を追放され、暗い洋館に追いやられた。
ウサギはどうしても自分の欲求を叶えたかった。
「アリスが欲しい…アリスが欲しい…」
ウサギは思いついた。
「そう、僕がアリスを選べばいい。そしていっぱいアリスを作ればいい…」
そう考え、あるゲームを思いついた。
「そうだ!アリスを選ぶアリスゲームをしよう。永遠に終わらないゲームを…」
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