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ローションを取り出すと抱き合いながらそれを手に馴染ませた。粘着質な音に御厨は興味を惹かれたようだった。
「それは、何?」
「ローション。これでお前を濡らして挿入を助けてもらうんだ」
「濡らす、とは」
意味と場所を教えると御厨は顔中を真っ赤にしながら「本当に?」と何度も問いかけた。
「ホントだよ。ヤダったらやめる?」
意地悪い質問で返すと御厨は困ったように眉を寄せ「やめない」と囁いた。
「蜂矢と最後までしたい」
「痛くしないようにがんばるから」
怯える御厨の腰の下に枕を置き、足を開かせた。さすがに恥ずかしいのかぎゅっと瞳を閉じたままだ。
「力抜いてて」
「う、うん」
膝を立たせ固く閉じたままの蕾を露わにした。ゆっくりと円を描くように弄り始めると、御厨からは悲鳴にも似た声が漏れた。
「痛い?」
「痛くはないけど、恥ずかしいし変な感じ」
「そう」
顔を近ずけて口をつけると慌てたように閉じた太ももに挟まれる。
「いてっ」
「ご、ごめん。でも、そんなばしょ、に、口をつけるから!!」
グイグイと押しのけようとするのを留め、足を大きく開かせた。折りたたむように腰をあげるとそこはヒクヒクと姿を表した。
「やだっ」
御厨の抵抗を軽く収めながらさらに口づけ、わざとなくらい音を立ててそこを舐めた。ピチャピチャとした音が自分のお尻から聞こえることに耐えられなくなったのだろう。御厨は耳を塞ぎながら「うそうそうそ」と呪文のように繰り返している。
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