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「かいちょーキレキレのツッコミはいいから早く結んで」
「はい。」
チェリーボーイ選手権の進行に厳しい憂は会長にサクランボのヘタのみを渡した。サクランボ本体は憂が光の速さで胃に納めた。
「…とりあえず結べばいいんだろ?」
「アッもしかして童貞友の会の日比谷さんはこの遊びをご存知ない?」
「こんな下らねえことしてる暇あると思うか?」
確かに御曹司が豪邸での優雅な食事の最中、サクランボのヘタを口で転がしてたらドン引きするわ。凄いひもじそう。
あと童貞友の会には触れないのね
「まあテキトーに結べばいんだよ~かいちょお」
有楽町は「クルクル~っとね」とサクランボのヘタを指で結んでみせる。
「この俺にかかれば簡単だ」
カッケー(笑)
準備完了を待っていた実況の坂は会長の様子を見て、「じゃあ始めんね!」と嬉々としてアラビックヤマトを手にした。
「二人目の挑戦者はァ!中学に上がった初日に先輩に逆レされかけた男ォ!………日比谷ァ千ーーー!」
「いや何それ衝撃的ィ!!!」
男子校で逆レされてた(されてない)のメッシュマン。ウケる。
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