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「ゆっくりと愛を育んでいる分には良いんだが…強姦とかが多発する。」
「…おお…」
ほんわかした愛が育まれる学校が一気に犯罪者の潜む学校となってしまった!レストインピース。
「学校側の対応は?」
「全力を尽くしているつもりだがどうにもいたちごっこだ」
その後には、情けないことだがある程度自衛してもらいたいと続けられた。
「了解しました」
「具体的な情報を上野くんにはあげましょう」
隣の伊勢崎先輩が情報を提供してくれるらしい。いきなり話し出すからちょっとびびったぞ
「この学校の8割がバイ、またはゲイなんです」
「なるほど」
「はい」
「…もしかして全ての男子校がこうなわけではなかったりします?」
「これほどまでに凄まじい数値を叩き出す学校はここくらいですよ…」
ウワ~オ
「まあ、まだまだ理解が進まないこの国ならではの風潮で公にはできないという方も五万といるので、なんとも言い難いですが」
と言う先輩に
「けど、そういう意味でもオープンで居られる学校っていうのはかなり珍しいよ。ごく稀だよ上野くん」
と理事長が続けた。
俺は中々に癖のある学校に来たらしい。
「上野くんはまだ身長あるからよかったね」
「小柄な方が襲われやすいとかあるんですね」
俺の身長は172。まだまだ伸びるという可能性を秘めた素敵な数字。知らないけど
「力で捩じ伏せちゃえばいいからねえ…
因みに筋力は?」
「ゴミです」
ゴミです。
その瞬間沈黙が訪れた。カチ、カチと時計の針が進む音のみが響く。
んあ~~~~~!これは駄目なやつだ~~!!タッパだけじゃ勝てないらしい!
「ア"ッでも体力と体の柔らかさには自信ありますよ」
シャトルランと長座体前屈が得意、ハンドボール投げと握力がゴミ。
「それは1番危険なパターンだあ…がんばれ」
「まじですか…」
体の柔らかさと体力があったほうが危険とはこれ如何に。大体想像つくのがいやだな。
きっと詳細を聞けばえげつない下ネタが返ってくるのでもう何も言わないです。
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