2.転校しました

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「コォ……!」 驚きすぎて気管から変な音がでてしまった。 その間にも伊勢崎先輩は動き続け、なんと!俺の向かい側、高崎の隣に座った 「なんでこっち座ったの」 高崎が俺に聞いてくる。いや知らんがな 「こんにちは伊勢崎先輩」 やっと伊勢崎先輩に声を掛ける 「こんにちは、私もここで食べても?」 ヒェッ 「勿論いいですよ」 「ありがとうございます」 伊勢崎先輩はそう言うと慣れた手つきでタブレットを操作する。それで注文するんかァ…無駄ァ… 「生徒会室が、」 「!はい」 「うるさいのでこっちに来ちゃいました」 「…先輩ってもしかして俺の事結構気に入ってます?」 「さあどうでしょう」 伊勢崎先輩は頬杖をつき、そんなことを言ってくる。あぁ^~ 「上野、俺邪魔?」 高崎が聞いてきたが、そんなことはない。 「生徒会室がうるさいって何があったんですか」 「いつも生徒会室はうるさいですよ。今日は特に千が暴れてるのでなおさら」 「千って誰です」 「ああ…ご存知ない?メッシュ野郎ですよ」 「あ、あいつかァ~~~!」 やっぱり皆メッシュ野郎って言うんですね 「仕事放っぽって来ちゃったんで、追いかけてきたら最悪ですね」 「庶務絶対カモフラでこの席に来たでしょ」 おい高崎ィそんなことを言うんじゃない。 「ばれましたか」 「うっそだろ伊勢崎ぃ」 「先輩を呼び捨てにするんじゃありません」 「すみません」 ホットサンドになります、とウェイターがサッと間に入る。 「ありがとうございます」 先輩がホットサンドを受け取ったと同時に、一瞬落ち着いていた食堂がまたざわめきだした。またかよ!今度は何ぃ 「あっメッシュ野郎来ましたね。」 「到着はっや…」
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