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前回までのあらすじ。
とても顔が良い伊勢崎先輩と出会った。
どのくらい顔が良いのかと言えば立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花。
「…よろしくお願いします。上野京谷と言います」
「上野くんですね。ではこちらへ」
そういって微笑んだ伊勢崎さんを僕は国宝に認定しました。その国宝の隣を僕は歩く。
それにしても顔が良い。
「伊勢崎……せんぱいってイケメンですね」
写真取れないかな
「そんなことないですよ。上野くんの方がかっこいいですよ」
「じゃあ、写真撮ってもいいですか」
「?」
じゃあってなんだよって顔してんな。そんな姿も綺麗ですイケメンです。
一刻も早く俺のイケメン秘蔵フォルダに納めたいんです先輩をおおおお願いします俺のイケメンフェイスに免じて
「それは上野くんと二人で?目的はなんですか?」
おーん警戒されてる
流石は良いところのお坊ちゃんだ。
「いや、伊勢崎先輩単体です。俺なんて…そんなそんな…」
先輩は少し驚いていたようだがすぐに微笑んで「まだ親密度が足りません」と言った。ッカァーーーーーー!素敵!
「…わかりました。初対面で写真要求してすみませんでした。でも伊勢崎先輩の顔好きすぎるので親密度上げられるように地道に頑張りますね」
「はい、頑張って下さい」
とても良い関係。
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