ケース3 騒音おばさん

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なんとか弟と連絡がとれて、来院していただける事になりました。 「以前にも、似たようなことが、あったんですよ。 いろいろ揉めて、もう嫌になってしまったから、連絡したくなかった。また、やってしまった。 申し訳ないです。」 と、前科があったようです。 面会に、ワザワザ他県からきましたが、揉めたようですね。 何度も起こしたのに、「自分は悪くない」と全く自覚なし。むしろ、可哀想な私と思っていたかもしれません。 そして、病室でも、、 「病室の上の階がうるさい!!」と、彼女は言い出しました。まあ、トイレもある部屋のため、夜間流水音が上から聞こえることもあるし、たまに賑やかなな方々いる階なのでまったく無いとは言えないけれど、今までそんなクレームはなかったので、彼女の妄想や、過敏な所だったと思います。 ただ、薬がガッツリ入ってしまったため、副作用もで出来ていた為、臥床される事が多く、元気は無くなっていきました。 まだ彼女は音による幻聴、被害妄想[上の階の人が嫌がらせする]は、全く理解できなく病識なく内服したふりをしたりしていました。 病識なく、副作用出たらそりゃあ嫌ですよねー。職員にも疑う目で、表情固くなってました。けど、しっかりと入院中は飲んでもらいますよー。
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