【序】麻雀を語ることの難しさ

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久々に、雀荘Dに顔を出した。Dの社長は僕の恩師である。麻雀界のご意見番のような存在で、すでに競技麻雀を引退した身ではあるが、若手ベテランを問わず、多くのプロからリスペクトされている。僕が雀荘メンバーとして、なんとか生き残っているのも彼のおかげであろう。競技麻雀プロの世界に足を踏み入れたのも、彼の弟子としてその末席に付き、彼との関係を保ちたいがためである。
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