でたらめ麻雀ノート

【序】麻雀を語ることの難しさ

古めかしいドアを押し開けると、メンバーのＳさんが『久しぶり！』と声をかけてくれた。以前は週を空けずに通っていた僕だが、職場の関係でいまは月に１度顔を出す程度である。それでも温かく迎えてくれるアットホームな雰囲気がこの店にはある。１００円の雀荘では珍しいのではないだろうか。
麻雀の調子は？イマイチですね、Ｓさんと世間話をしていると、麻雀を観戦していたＭが手を上げて近づいてきた。