第1章

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シン実は、怪談集 ○ 蜘蛛の糸? 先日 あった不思議な出来事です 夜 10時過ぎに 仕事を終えて帰宅する時でした。 職場を出て 雲で月や星が隠れている 暗い夜空を見上げながら 駅の近くまで 歩いて来た私は 駅の改札 自動の改札機に定期をスキャンして 入場しようとしたんですよ すると 頭の上 右側から 右肩にかけて 何か ひっからまる感じがしたんですよね。 何て言うか 蜘蛛の糸みたいなものが 引っ掛かった感じ 鬱陶しいなあ と思いつつ 払い除けようとするのだが ん? なにも 手には引っ掛からないんですよ だが 鬱陶しい何かが 絡まってる感覚はあって 思いっきり 頭や 肩の辺りを バサバサと叩いたんだな でまあ  とれたような感じだったので  定期をスキャンして また 入ろうとすると 今度は 何故か? 原因もないのに エラーになっては 入場できないんですよね ったくぅもぉ~! で 改札の駅員さんに 視てもらったら 「特に異常はないですよ」って 返された訳で。。。 改札機にまた スキャンしたら 今度は通れました。 はてさて?なんだったんかなぁ?と思いながら ホームまで降りて来たら なんと やたら人がうじゃうじゃいてさ 「緊急停車の通信を傍受したため 電車大幅に遅れています」とかアナウンスされてるし 全くなぁ で ボーッと ホームのベンチで座って待っていたら なんでもその前の電車にて 緊急停車の信号を傍受したらしく その電車 線路上で 30分以上 立ち往生したって。。。 つまり もしも さっき 改札機で 手間取らずに 前の電車に乗っていたら そこで 車内のなかで座れず ずーーっと立ったまま状態だった訳でして はてさて  あの蜘蛛の糸みたいなの 私を足止めしてくれてたんですかね? まあ  そんなことがありました
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