第7章 定(さだん)の直の戦い

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闘は、門の前に立っていた。 闘「ここが、定(さだん)の直か……」 一つ、深呼吸をすると、中へと入っていった。 男「判決を言い渡す!」 小僧「……」 男「汝を『デーモン送り』とする。」 小僧「そ、そんなぁ……」 男「デーモン兄弟に身柄を委ねる。奴らの指示に従うのだ||」 小僧「私は、ただ、イレイズ様の……」 男「言い訳は、デーモン兄弟の前で言うのだな」 男「こやつを引っ立てエ」 男の部下「はぁ!」 小僧「待ってください……」 小僧は、男の部下に、引きずられるようにして、その場を去った。 男「ふん、往生際の悪い男だ……」 闘は、頃合いを見計らって、男に声をかけた。
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