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闘は、門の前に立っていた。
闘「ここが、定(さだん)の直か……」
一つ、深呼吸をすると、中へと入っていった。
男「判決を言い渡す!」
小僧「……」
男「汝を『デーモン送り』とする。」
小僧「そ、そんなぁ……」
男「デーモン兄弟に身柄を委ねる。奴らの指示に従うのだ||」
小僧「私は、ただ、イレイズ様の……」
男「言い訳は、デーモン兄弟の前で言うのだな」
男「こやつを引っ立てエ」
男の部下「はぁ!」
小僧「待ってください……」
小僧は、男の部下に、引きずられるようにして、その場を去った。
男「ふん、往生際の悪い男だ……」
闘は、頃合いを見計らって、男に声をかけた。
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