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突然、魔王が叫んだ。
「あるではないか!私の開発した新兵器が!あれを打ち込めば勝てよう」
「何言ってんだお前は」
「嘘ではない!私の開発した兵器、通称オキシいや!そんなレベルではない!あれが炸裂すれば、ゴーラはきっと打倒できよう」
「で、それはどこにある?」
「私の部屋にある!」
ガバリ。ジョナサンが起き上がった。
「どうやって連絡つける?」
「携帯があるではないか!」
「携帯?ああこれか」
通話機はまだ壊れていなかった。
「送れ!私の次があの女だ!」
あー。言いながら操作する。偉そうな魔王の顔があった。送る。また魔王がいた。
「ウゼエよ!なんでいろんなポーズのお前の顔をーーうああああああああ!」
ジョナサンが叫んだ。現れたのは、上半身裸で革新的な部分を前髪で隠した校長が、なんとも言えずエロい表情を見せていた。
「何で指しゃぶってんの?!こんなもの持ってたらフラさんに割られる!ナッツみたいに!」
「いいから送信しろ!」
「ええくそ!うわ!出たよ!」
「なあに?今?何も着てないわよ」
「知るか!今とんでもないことに、ちょっと待ってください」
ジョナサンは、猛烈に頭を回転させ始めた。
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