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「冗談ではないよ、本気。」
エメラルドグリーンの瞳がまるで炎のように燃えていた。
急に怖くなった。
近づいて、くる。
思わず後ずさりしてしまう。
「ま、待って。なんで私なの?
今日1日で私のこと好きになったとでも言うの?」
「そう...だね。
あまりにも君の能力が強いから。
充てられたのかな。」
え、なに。どういうこと?
私の能力が強い?
ガシャン
後ずさりしたら、机にぶつかった。
「の、能力?なんの話?」
「もしかして…君は無意識なの?
へぇ...。益々興味が湧いてきたなぁ。
ねえ、答えはすぐに貰えないのかな。」
ドクンドクン
どうして?眼が放せない。
逸らせない。
警告音がどんどん大きくなる。
怖い。怖いわ、この人。
逃げなきゃ、でも、眼が
「黒川さん、好きだよ。
俺と付き合って欲しい。」
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