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「私のことを好きになるのは辞めなさい。」
「...はい、わかりました。」
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中学二年生の頃、ある日突然特殊能力に目覚めた。
決して、中二病を患っている訳では無い。
私はその能力を『開眼』と呼んでいる。
もう一度言う。
決して、中二病を患っている訳では無い。
手のひらに大きな眼ができた。
ちょっと気色が悪く、それはギョロギョロと目玉を動かす。
ただ、いつもある訳ではない。
私が何かを願う時、その眼は現れた。
最初はなにかの病気かと思い、病院に行こうと思ったが辞めた。
これまで色々な書籍や、ネットで情報を探しているが結局よく分からないまま高校2年になった。
分かっていることは大きく2つ。
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