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こうして月1ペースの告白タイムは平穏に終わる。
この能力、こんなことに使っていいはずはないのだけれど。
手のひらのギョロギョロと動く眼を見つめた。
────....
ある朝のホームルーム。
いつも以上にクラスはザワついていた。
「今日は転校生を紹介するぞー！」
担任の熱血先生が朝から発する声はいつも大きいと思っていたけど、
今日はいつも以上にデカい声。
そして転校生という言葉にザワザワするクラス。
「せんせー！早く紹介して！！！」
「おーおー。静かに静かに。
分かるぞ、転校生って盛り上がるよなあ。うんうん。
じゃあ、入ってきてくれ。」
ｶﾞﾗｶﾞﾗ
ﾋﾟｼｬ
金髪のサラサラ髪が印象的だった。
「初めまして。
西園寺亜蓮(さいおんじあれん)と言います。」
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