0人が本棚に入れています
本棚に追加
/5ページ
ふわあぁ
暇だなー。
「暇なら手伝えよテメェ」
おっと。暇すぎてつい声に出てしまった。
今は引越しの準備をしている。
友達が引っ越すそうだ。
それで「手伝ってくれたらなんか奢る」って来たからついて来て見たのはいいものの。
暇だ。
友達はプンスカプンスカ怒ってる
「怒ってる顔も可愛いよ」
イラッ
効果音としてはそんな感じだろうか。
どうやら那須醋(なすず)の堪忍袋が限界を超えたようだ。
「氷野米(ひのめ)ちゃーん。今日の分絶対!奢らへん。手伝わんなら帰れ。Go homi!」
ピキピキ
石化した自分が崩れ落ちて行く音が聞こえた気がした。
「那須醋ー。手伝うカラー」
「はぁ。ちゃんとやれよ。氷・野・米ちゃーん(満面の笑み)」
「ヘイヘイ(引き顔)」
数時間後
やっと終わった。(真顔)
まぁ。ほとんど那須醋がやてたんだけど(^ー^)テヘペロ
おっこれは。
「那須醋ー。アルバム見ていいー?」
「えあっうん。いいよー。で、なんのアルバムー?ヒノメー?おーい」
「お前のだよ那須醋」
「えー。じゃぁ見ないデー」
「ごめんもう見てるー」
ペラペラ
うーん。那須醋の写真ばっかりでおもんなー
当たり前だけど。
うん?あれー?これはw
「那須醋ー。ちょっと来てー」
「今お前が汚し多分片付けてるんですけどー」
「いいから。お前の初恋の人いるぞー」
「えっマジで?」
よーく写真を見ていると那須醋さんのとうジョー
「見せて見せて」
わー。那須醋いい匂い。羨ましいかも(゚ω゚)
「わー。ほんとだ。なんたる偶然!」
ほんとにねー。ああいい匂い。私女なのに惚れるわー。それはないかw
「それじゃ。片付け行ってくるからなんもしないでよ氷野米」
右から左に垂れ流して写真を見ていたらまた偶然を見つけた。
写ってる。これも。あっここにも。WAON
最初のコメントを投稿しよう!