不思議な記憶

偶然なのかもね

その数日後
那須醋は初恋の人に告白したそう。
結果は惨敗
ラインで打ち上げしよー！
と涙のラインが送られ友達全員で打ち上げをした。
那須醋はそれ以来見なくなり、学校にも来なくなった。
ライン送っても既読が付くだけで返信はない。
はぁ。君の好きな先生たちも心配してるよー。
ラインに送っても返信なし。
実際のところ担任しか心配していない。
那須醋の親に聞いても（部屋から出ない」の一点張り
学校こないかなー？
と毎日思ってる。
早く来ても那須醋は来なくなった。
その一ヶ月後
那須醋が告白してちょうど一か月
那須醋が学校に来たいつも通り早く来て、いつも通り教室の鍵を開けて、グダグダしてた。
それを見て私は、「那須醋！今まで何してたの！？」
と大きな声を出してしまった。
「氷野米！見てみて」
そう言って服をあげる。
「えっちょ。那須醋？」
と困惑しているとそこには
女性が羨むような、お腹があった。程よくついた筋肉。
「氷野米！腹筋作れなかったけど、痩せた！」
「えっあーうんよかったね」
「今日から学校行くわー」
って言ってどっか行ってしまった。
飲み物買いに行ったのかな？
那須醋の机の上は綺麗にノートが置かれていた。
見ていいものなのか？
でもいつもみてるし。
ペラっとめくるとそれは酷いものだった。
腹筋を作るための計画
引越しの準備とか言って二の腕を鍛える。その際に引きこもる準備を進める
初恋のあの子に告白する。
断られたら腹筋作りに励む
OK貰ったら、冗談だという(まずありえない)
一か月引きこもる
その際に腹筋100回取り敢えず、有名な筋トレ100回する。
食事はサラダとお米のパック。それを朝晩2食
そして毎日日記を書く。