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そして、13日。ついに塾のテストが来た。自信はなかったが他にも俺と同じ人達が何人かいて、頑張ろうと決意した。監視の先生が星野先生で正直気まづかったが、精一杯頑張った。何か…凄い視線を感じた気がするが、怖くて見ることは出来なかった。何とかテストは無事に終わった。
「みんなテストお疲れ様。今回のテストの結果でクラス分けをします。結果は後日、自宅に郵送するので待っててください。それではまた来週会いましょう。さようなら。」
みんな解散して、帰路につく。俺もさっさと帰ろう。そう思っていたが星野先生に呼び止められる。
「柊、お前は少しだけ残ってくれないか?話があるから。」
「あ…はい…。」
本当は嫌だったが、自分の学力の話だと思い込んで渋々承諾をした。しかし、俺のこの思い込みが間違いだということをすぐに思い知ることになった。
この塾には自習室という部屋があり、各自好きな時に勉強しに来れる…その部屋に、俺は一人で待機してた。どうしよう、またあの時のようなことされるんじゃないのか?いや、まさか…だって話があるって言ってたし……。
「はは、まさかあの続きとかじゃ…ないよな……って…何俺…変なこと言ってるんだろ…?あはは…」
「あの続きって?何のこと?」
振り向くと、星野先生がいた。
「ふぇ!?いや…その……これは……」
すると、星野先生は笑みを浮かべながらドアを閉めて鍵をかけた。
「……え?」
「やっと…二人きりになれたな。」
そう言って、星野先生は俺に近づいてくる。
「え…あの……んっ!」
また急にキスされる。今度は、舌も絡まれる。息が…上手く出来ない…。けど、気持ちいいのは…何故だろう?
「はぁ…はぁ…」
口を離されると、溢れた唾液がこぼれ落ちた。そして、俺の頬にそっと手が触れる。
「お前のその顔…可愛い。」
「……っ!」
俺はあまりの恥ずかしさに視線をそらす。嬉しくないのに…どうして顔が熱くなるんだろう。その様子を見ていた星野先生は、クスッと笑って俺の服に手を入れる。
「なっ!?」
星野先生の手は俺の乳首に行き、触られる。
「んっ…」
俺の体がビクッとしたのが分かる。
「いい反応だな。ここ気持ちいいのか?」
「ち…違っ……んぁっ…ぁ……」
思わず変な声が出て口を抑える。星野先生はまだ弄ってくる。俺…一体どうなっちゃうんだろう……
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