第1章

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「裕貴腹減った何か食ってこ~」 「うん…」 慎二とは高校に入ってから仲良くなった 俺はあまり騒ぐのが好きじゃないと いうか基本人が苦手で あまり自分から話しかけることがない 話しかけられたら答えるが 会話が長続きしない そんな俺とバスケ部のエース様で 誰とでも仲良くなれる 慎二がどうして一緒にいるのか… 俺にも良く分からないが… 慎二は楽しいらしいから別にいい 「なぁ~裕貴!今週末の試合見に来てよ」 「えっ…何で?」 「えぇ~たまには応援来てよ! 俺のかっこいい姿見たくない?」 「いや…別に大丈夫だけど…」 「いやいや…冷たいな~相変わらず いいから来てよ俺の勇姿見せたげるから」 「…いや……ハァ…分かったよ…行く行く 見させて頂きます…」 そんな必死な目で見られて断るほど 冷めてはいない
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