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「裕貴腹減った何か食ってこ~」
「うん…」
慎二とは高校に入ってから仲良くなった
俺はあまり騒ぐのが好きじゃないと
いうか基本人が苦手で
あまり自分から話しかけることがない
話しかけられたら答えるが
会話が長続きしない
そんな俺とバスケ部のエース様で
誰とでも仲良くなれる
慎二がどうして一緒にいるのか…
俺にも良く分からないが…
慎二は楽しいらしいから別にいい
「なぁ~裕貴!今週末の試合見に来てよ」
「えっ…何で?」
「えぇ~たまには応援来てよ!
俺のかっこいい姿見たくない?」
「いや…別に大丈夫だけど…」
「いやいや…冷たいな~相変わらず
いいから来てよ俺の勇姿見せたげるから」
「…いや……ハァ…分かったよ…行く行く
見させて頂きます…」
そんな必死な目で見られて断るほど
冷めてはいない
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