転生

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エリス様はそんなの少女をお構いなしで話を進める。 「アッシュ、貴方はこれから世界No.83の日本という国へ転生します、この国は平和な代わりに記録での人の管理が厳しくそのまま転生すると面倒なの。  だから私の力で記録は作りますが、一応気をつけてくださいね。」 その言葉を聞いたとたんに少女は目を輝かせ、こちらへ駆け寄ってきた 「ココです。ふつつか者ですがよろしくお願いします。」 「ああ、よろしく」 「では、この荷物を取って陣の中へ入ってください。」 すると足元に魔法陣らしきものと荷物が入っているであろう背負い袋が現れる。 「アッシュ、名前を転生先に合ったものに変えさせていただきました、新しい人生に幸があらんことを。 ココ、あくまで下界での修行だということを忘れずにね。」 「「はい!」」 僕たちが魔方陣へ入ると周囲に光が産まれ、僕たちを包んでゆく。 眩しくて目をつむりまた目を開けるとそこは見たこともない世界だった。 こうして僕の新しい人生が始まった。
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