出会い

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「確かにポポちゃんの鳴き方は変ですね」 「あれは誰かを威嚇している鳴き声だね」 縁側にはポポちゃんしかいないみたいだけど、誰を威嚇しているんだろう? 三井さんがおばあちゃんに呼ばれた訳がわかった。 「ポポちゃんには何かが見えているんですね?」 「そういう事。 おばあさんに話を聞いてから祓うよ。 何か原因があるかもしれないしね」 ポポちゃんには一体何が見えているのか気になる。 「ポポちゃん、私の身体の調子が悪くなった時と同じ頃から、ずっとこんな風に鳴き続けているんです。 もう心配で……」 おばあちゃんが、三井さんと私にお茶と茶菓子を出しながら、悲しそうに言った。
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