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あぁ…生まれてこなければよかった
宿舎の大浴場の体重計
そこで裸のままで落胆する私
「いったいぜんたいどうしたのよ~!」
やはり寝る前にお風呂のキミィに聞かれた
キミィは…提出完了して夕食のあと
ずっと部屋にいなくて…Osaka・Fの沖田指導員と
いたとかいないとか…でも他にも指導員いたし
他の同期達もいたわけだし…
沖田指導員は成人でキミィは私と同じ
先月高校卒業したばかりだし…
しかも、2人は会ったばかりだ
…ん?私もだよっ!
この間からキミィはなんだか変
そんなキミィ…イキイキしちゃってる
「えっ?そんなに変わらないから!
…何気にしてんのよォ~!
走りに行ったのに、花見して
食べて帰ってきてんのに~
アンタ、本当にどこに入ってるの?」
理由話したらめちゃくちゃ叱られた
自分から誘いにのって食べといて!
凹むのは違う!って
それで食べても変わらないのに!
缶チューハイ飲んだのは言わなかったけど
ほぼジュースでうまかったし
お風呂に入ってしまえば簡単に抜ける
たっぷりの泡で頭も顔も体も洗って
パジャマ代わりのロンTにパーカー
それと着ていたウェア持って
部屋に帰るために歩いていたら…
坂本指導員達に捕まった
捕まってその部屋に行ったら
さっき一緒に花見した指導員と男子達いて…
「山口さん!~飲んだよね?
花見だし、顔赤くして帰ってきてる
男の子達いたし…
「いやぁ~ぐっちいちゃん♪いい飲みっぷり」
だなんて!」
あぁ…生まれてこなければよかった
しっかり絞られた
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