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宿舎に着くと、Mother・Fで一部屋。
西工場で一部屋。
Osaka・Fと淀工場はまとめて一部屋。
A営業所の1人滝川さんは、私達Mother・Fと同室だ。
理由は特にA営業所はMother・Fと、関係性あるからだそうだ。
「あなたと同室だなんて」
滝川さんは言うけど、
ユッコやひとみ、キミィの三人が一緒だし…二人きりじゃないじゃん!
なんて言っちまう私。
滝川さんの眉がピクってなったけど、これから入浴と洗濯などして今日の事をにっきに書くこと言われてるからかまってる暇は無い。
就寝は23時まで、起床は六時。
これは女子は全員自宅から、1時間以内の通勤範囲を想定しての事だと女子の指導員のリーダー坂本さんがみんなに言ったことだ。
「ぐっちい!お風呂行こうよォ!」
ユッコに誘われて「OK!」即答。
だって、お風呂大好きだもの。
ホテルのお風呂は、トイレと別だったけど幅狭くて足伸ばせてもなんだかゆっくりできない。
その点、ここは大浴場がある。
宿舎のパンフレットの写真を見る限り…キレイ!
「ぐっちい?お風呂の道具それ?」
ユッコに聞かれる私の道具。
固形石鹸、小さなプラ瓶のリン酢
メイク落としと日本手拭い
バスタオルと浴用タオルと下着と部屋着
んで椿油だ。
それ見てユッコ変わってるだって
「シャンプーは?」
そう聞くユッコはSARAのラインアップ
ボディソープもそう。
「うーん…色々持っていくとめんどくさい
からかなぁ…」
顔も髪も身体も、固形石鹸ひとつあれば
私的にはOK。
でも好きでいく、健康ランドや銭湯、温泉
等の施設にあるシャンプー・リンス・ボディソープ、もちろん使うけど…手ぶらでもふらりと行けば、タオルだけ借りて使うけど…
なんだかぬるぬる残るのが苦手。
「あっ!お風呂行くの?私も行く!」
キミィの言葉に反応したひとみがちょっと待ってと言い、滝川さんもっ!と誘ってる
「あぁ…本当に女子ってつるむのが
好きな生きもんだなぁ…」
その様子見ながら思った。
支度して…さて行こうか?
なんて言う時に
「山口さんちょっとイイ?」
坂本指導員が顔をだした。
ひとつ聞きたいことがあるからと、言っていた。
はぁ?
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