真っ暗な帰り道

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 真っ暗な夜道。  前を歩くでもなく、後ろを歩くでもなく、抱かれて帰る。心地よい彼の腕に抱かれ、私は……。 「おや? 急に重くなったと思ったら……ふふ。おやすみなさい、お嬢様」  その囁きと共に夢の中へと、溶け込んだ。
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