闇鍋

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結局、私はこれが何なのか解らなかった。 楽しい宴が終わると、私は彼らを見送った。皆、闇鍋を楽しんでくれたようだ。 それにしても、最後に私が食べたのは何だったのだろう。 あっ、あれはもしかして…。 人魂か。 誰が人魂を入れたのだろう。 きっと同僚のどちらかか、田中さんだな。 まったく。 人魂を食べたら、人間の心を持ってしまうじゃないか。
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