第1話 §入社面接§

3/3

220人が本棚に入れています
本棚に追加
/65ページ
ニノウエキサラ 荷之上 如月 「はい!御社の製品には この面接会場にある耐熱硝子テーブル それと丈夫な硝子の植木鉢… 最近では丈夫でしなやか、頑丈な 硝子製の家電を開発していて 第一号はテレビでも放送されてましたけど 透明な洗濯機を発売する予定ですよね?」 東雲さんと神影さんが顔を見合わせた… 神影 勇丞部長 「うちの製品をよく勉強しているな…」 東雲さんも頷く 東雲 響課長 「ふむふむ…いいでしょう 今日の面接は以上です。 履歴書はもらっておくよ 面接結果の合否は後程 連絡するから… 我々からの連絡を待つように。」 アタシは大きく頷いて 席から立ち上がり二人に大きく頭を下げた ニノウエキサラ 荷之上 如月 「ありがとうございました!」 アタシは振り向いて再び お辞儀をして部屋をあとにした 手応えはあった気がするけど… どうかな、これで落とされたら また別の会社を探さなくちゃ… その日アタシは家に帰ってお風呂に入りパジャマに着替えて ふかふかの敷布団に潜り込んで寝ることにしたっ
/65ページ

最初のコメントを投稿しよう!

220人が本棚に入れています
本棚に追加