出会い

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慌ててポケットに手を突っ込むと硬い感触があった。一気に引っ張り出す。手にしたそれは昨晩と変わったところはほとんどなかった。 ただ一点を除いて。 欠けたカバーにしがみついた人形の髪は夢と変わらない艶やかな光を放ち続けていた。
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