4章

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家に近づくと いい匂いが外までする ばぁが ご飯の用意をしているらしい 玄関のドアは 開けっ放し 暖簾がかかっているだけ 美樹)帰ってんじゃん? 絵美)今日のご飯 カレーですねぇ やっぱり笑顔の二人 私)ただいま~ 暖簾をくぐり 家の中を見れば ばぁがパタパタと 台所で動き回ってた ばぁ)おかえり~ 今日はご飯 いっぱい炊いたからね 美樹)ただいまッ ばぁちゃんっ 今日はカレー? ばぁ)おかえりぃ そうだよ~ お肉安かったから いっぱい食べなね 美樹)うんうんッ まだ早いよね?(笑) ばぁ)そうだね もうちょっと 後でがいいかもね? 晩御飯が早いと 夜中お腹すいちゃうから 美樹)あはははっ 絵美)おじゃましま‥す 遠慮がちに 家に上り込む絵美 美樹)あ!ばぁちゃん この子が絵美だよ? ばぁ)絵美ちゃん? あ~ ちょっと待ってて? そう言って 自分の部屋に戻って あの紙袋を持って 戻ってきた 。
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