400人が本棚に入れています
本棚に追加
―――――――
―――――――
麓に降りて、
チャリこいで、
四日後に通う予定の
学校の前を通過して、
そこから更に、
チャリで五分程
飛ばせば
バイパスも通ってて
交通量も多く、
それなりに栄えている
町中に辿り着く。
そこの地元の
商店街でオレは、
忙々と必要な
日用雑貨を買い占めに
来ていた。
通販だと、あの場所は
届くのが遅い上に
送料が高く付く。
それに、住むからには
多少は地元近辺や
周囲のことを
知っておきたい。
そんなわけで、
外に出向いていた時
だったな………
――この、
黒宮さん、に?
商店街で、声を
掛けられたのは………
『おいっアンタ、
この辺の…
人……じゃ、
ねーよ、な?』
『ああ、ハイ…』
最初のコメントを投稿しよう!