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―――
「ひっ…!!
黒宮さんっ?!!
ちょっ~~~~なんでっ?!
やめっ…!!!!」
「だめだ。まだ。」
「ぅわっ!!!ひっ…」
「~~~~~~っ」
今っ
黒宮さんから連れて
行かれた場所っ
初めて来たん
だけどっ――…!!!!
え………っと、
あのっ―――――!!!!!
……校舎から少し離れた
場所でっ
あんま、手入れされてねー
花壇とかあって雑草だらけでっ
荒れた感じの庭………
でっ!!
そこに備え付けてある
ボロいベンチに黒宮さんと
二人で座って――――…
って――――――!!!!
「もうヤメテッッ!!
―――イヤだ……っ」
「ガマンッッ………
――――お前っ
変な声出すなっ…」
「だっでっ…」
っ
――――つ めたい!!!!
「それっ…凍みるっ
ヤダッ――――!!!!」
「~~~っ、
あ―――――っもうっ!!
まだ匂いが落ちてねーっ」
「風呂入りますからっ」
なんっで…
どんだけっ
嫌いなんだよっ!!!!!
冷てーよっ!!!!
黒宮さんっ…この人っ
オレにシーブリーズひたすら
ぶっかけてくるっ
「冷たいっ…
黒宮さんっ
スースーして冷たいっ!!」
「…」
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