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―――
―――――助かった。
擦れ違う際に、
レンキくんが、
小声で俺に呟いた。
は~~~い、
フウマsideで~~すっ
ちょ~~ど、空き教室から
外、覗いてたらっ!!
ホンッット、偶然っ
二人を見っけたんだよね~
でさ~~~~~、
以前、レンキくんから
言われて……いや、
頼まれてたこと、
秒で思い出しちゃってさ~
―――ヤバそうだったら、
俺を、止めろ。
これ、いつだったか、
ああ、レンキくん家の
温泉で遊んだ時だっ
頼まれたんだよな…
いやでもまさかっ!!!!
俺もビックリよっ?!
まさか、レンキくんから
こんなお願いされるとかさっ
で、今っ
さっきっ!!
それでさっ
レンキくんがっ
カエデに手を伸ばした
時にさっ!!!!
―――思わずっ
教室から飛び出して、
二人んトコに走り
出してたってワケッ
……これさ、
俺、あの教室に
いなかったら、
あそこから、偶然
外を眺めて無かったらさ、
………どう、
進んで た?
て、思う?!!
ちょっ………と、
おいおいっっ
ああああああああっ
クソ~~~~~~~ッッ
モヤモヤするうぅっ!!!!
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