第1章

9/9
前へ
/9ページ
次へ
 「えりすでした。本日はありがとうございました」  先に出た。ここのホテルのろう下もななめな気がした。  「待って」  ふりむいたら、その人がドアから体を半分出した。小さいカードになにか書きつけて、  「僕の名刺です。それとこれが携帯番号」  あたしにくれた。  あたしのゆめはまだつづいているみたい。    
/9ページ

最初のコメントを投稿しよう!

12人が本棚に入れています
本棚に追加