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まどかがイイ子になるのは、いい事だ。嬉しい事だ。
これが、本来あるべきカタチの、教師と生徒の関係なのだ。
だから、この胸の奥にモヤモヤと漂う気持ち悪い感情は……
由巧自身の、欲求不満の表れ、なんだと思う。
まどかの口元を見て、自分のペニスを美味しそうにしゃぶる様子を思い出して。
まどかの手を見て、後ろの孔を弄られた快感を思い出してしまう。
「センセー」と呼ばれただけで、身体の中心がぐちゅりと疼く。
まだ、本番行為はされていない。
でも指でしっかりと教え込まれた快感は、更なるモノを求めているのに……まどかは由巧に触れてこない。こんなに近くにいるのに。
まどかと出会って開発されたこの身体は、性的欲求に2日も我慢できなくなってしまったというのか……。
だめだ、こんなの、教師失格だ。教え子に発情してしまうなんて……。
そう、頭では分かっているが、欲求が理性を上回った。
まどかがシテくれないのなら、こっちからシテやろう、と。
まどかが訪れた土曜日、由巧はオレンジジュースをコップに注ぎながら、白い顆粒をそこへサラリと溶かしいれた……。
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