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「……き……きれ……じゃ、ない……よ……」
顔を褒められるのに慣れてないのか、恥ずかし過ぎてさっき以上に顔を見せないでいた。
私は思ったままを言っただけだったけど、不快に思われただろうか?
ただ、ラスティさんとサイラ君は苦笑いしてたけど。
「結構可愛い顔してるんだよ~? でも、この通りの性格だから、前髪で隠しちゃうんだ~」
「メイドの先輩にも、あんま見せてねーんじゃね?」
「お風呂も一人で入るらしいしね。さ、これ食べたら案内してあげなよ~? チャロナちゃんは、お野菜でどんなパンを作るの~?」
「そうですね……ひと口にこれ……とは決めてませんが」
今目の前にある食材で、一つは思いついた。
「トウモロコシをたっぷり混ぜた、食事にぴったりの『コーンパン』とか……夏野菜を混ぜ込んだ小さめのパンを作ってみたいんです」
「へぇ~?」
「や……さい、を混ぜ込んだ?」
おお? エピアちゃんが興味持ったのか体半分まで見せてくれた。
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