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「あらぁ~、別に性別関係ないわよん? 今日は女手が多いから、あたしも女になっただけよ?」
「そ、そうなんだ……」
異世界なんでもありって、ほんとすごい。
とりあえず、街に行くのに時間がかかるので見た目普通、中は15人乗っても大丈夫な容量の馬車に乗り込みました。
最後は、しんがり?も兼ねて悠花さん。
「しかし、何度見ても美しいな?」
おっとぉ、ここでエイマーさんからのお褒めの言葉?
さっき、何となく好きな人がいるってほのめかしてたし……まさか、とは思うけど。こっちまでドキドキしてしまう。
「そ、そうかしら~?」
かく言う、悠花さんご本人もドキドキし過ぎて声が上ずってしまってる!
「ああ、そうとも。普段の凛々しさも残しつつ、女性らしい美しさを兼ね備えている。私なんかじゃ、足元にも及ばないさ」
「そ、そーんな事ないわよ! エイマーだって、今日もピカイチで綺麗だわ!」
「ふふ、ドレスではないが……褒め言葉はありがたく受け取っておくよ」
そこで、エイマーさんからのウィンク攻撃をくらい、悠花さんノックアウトしました。
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