12人が本棚に入れています
本棚に追加
彼女は、俺が妻を捨てて戻ると思っている。
「眞波・・・俺は、お前の所には行かない。今までのことは、すまないと思うし金も返す。だから、終わりにして欲しい。」俺の精一杯の返事だった。
「そう・・・やっぱりこの人たちが邪魔なのね。」「どう言う、ことだ・・・?」俺は、彼女のひと言が気になった。
「大丈夫。あなたは、寝てて。すぐに済むから。」と言われた瞬間に俺は、首に激痛が走り倒れた。
「侑也っ!!」妻の叫び声が訊こえる。「やっぱりあなたたちが邪魔みたい。暴れなかったら痛くしないわ。」彼女の恐ろしい言葉も訊こえる。
「お願い。・・・子どもたちは、許して。」妻の願いなど彼女は、訊かない。「じゃあ、子どもが先ね。」「待って!!」「私は、流産しちゃったから。」「お願い。」「だーめ。騒がなければ痛くしないわ。」妻と彼女の会話が訊こえる。
最初のコメントを投稿しよう!