第1章

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「ちはちゃん一応、やって起きましたから頭に叩き込みなさい」 「ーっちーちゃんありがとーっ」 リビングと仕切りで区切られているベビーベットが置いてある場所に布団をひく床一面に。 枕は積み重ねて置き、全員で体操する。 「ちーちゃんすごいーっ」 「「ちづちゃんもすごい」」 千華がいうと千夏と千影がかぶりながらいう。 「千夏と千影もまだ3才だからこれからいからでも、できるだろが…千華は頑張って毎日やれよ」 千里だけストレッチを終了して腹筋をしている、その千里のお腹には千早が乗っていて負荷をかけているんですが…。 「千里兄さん…+千和ちゃんを千早ちゃん抱っこしてやれますか」 「……何気に千和は重いんだぞ」 千里兄さんは少しだけ剥れながらも、千和ちゃんを千早ちゃんが抱っこしてスタートします。 「ふー」 「「「1ーっ2ーっ3ーんっ四つ5ーっろーく」」」 千華ちゃんのコールを真似て千夏ちゃんと千影ちゃんも頑張って数え足る、そんな幼い三人に千里兄さんはやるしかなくなる。
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