第1章

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僕の名前は三千院千尋といいます、僕は疲れた身体をなんとか動かして都内の真ん中にあるビル街にもマンションにも近い立地がかなりいい場所に堂々と佇んでいる、マンションビルの中に入っていきます。 僕の家は芸能事務所と一緒になっています。 自宅兼事務所なんです、事務所の名前は三千院プロダクションといいます。 そう僕の親の会社です、僕の親も勿論家族はみんな芸能人なんです。 あっ、僕も一応芸能人かなぁ…僕は舞台俳優をしています。 「…おはようございます」 今は夕方の17時だけれど、芸能人は夜中でもおはようございますなんです。 ここは自宅でも事務所なんで、マンション内に入る際はおはようございますが正解なんです。 マンション内に入り受け付けの女性受け付け嬢に挨拶をします。 エントランスの受け付け嬢の横を通り越したら、自動改札機にICUカードを押し当てて中に入り、少し歩いて、オートロック式なので横の機械専用集合玄関機にカードを差し込みます。 そうしたら、防犯用ガラスが開いて少しだけ進むと、エレベーターがありますがカードを又差し込み、行きたい階の番号を入れて、エレベーター、来るのを待ちます。 「めんどう~っ」 一々防犯上とはいえ家に入るまで長いです。 因みに、このマンションビルの中こんな感じです。
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