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月日は流れ、僕は予定通り大学を卒業して、会社に入って、仕事をしている。
もう、君の連絡先も分からない。
思い出すこともほとんどなくなった。
君は、言葉通り自分の夢を追いかけ、今ではテレビでも取り上げられるほどの有名な画家になった。
青を基調としたその画風は、世界からも注目されている。らしい。
その映像を見ながら、僕は虚しさを感じていた。
普通を望んで、普通を選んだくせに、「これで良かったのか?」と問われているようだった。
「君は?何になりたい?」
あの時の君が思い出される。
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