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僕は筑前が苦手だ。
無茶なことを命令してくる。
「おい!肝試ししようぜ?」
「僕、幽霊苦手だ」
「イヤ、そうじゃなくて。野愚と蛸胃さん、どっちかにキスしろ」
野愚は髪の毛グチャグチャ、たまに蝿がたかっている。蛸胃は顔中イボだらけだ。
「ヒカル、オマエんちのオヤジってベジータ級に悪い奴だな?」
パパは介護施設を運営しているが、ヘルパーが過労自殺している。
「ベジータってのはちょっと違うんじゃない?ベジータは最後には悟空の味方になる」
山内が言った。筑前の取り巻きだ。
「あぁ、ナッパ?」
「パパは人殺しじゃない」
「選挙に出馬するんだろ?いいよなぁ?金持ちは?少しは恵んで来れょ!」
ドカッ!バキッ!
山内が殴りかかってきた。
だが、通用しない。僕にはパパの友達の会社が開発した『不死身の鎧』がある。ゴッドウィルってゆー正義のヒーローだ。獣たちに売りつけて生業にしている。
犬型モンスターや猫型モンスター、アヒル型モンスターなど選り取り見取りだ。
蛸胃と野愚が迫り来る。
僕は九鬼村の外れにある祠にやって来た。
祠に入った。
気づいたらハタチになっていた。
「谷君!キスするって約束だったよね?」 野愚が迫り来る。
「死ねよ!ゴミ!」
ダガーナイフで野愚を刺し殺した。
パパの力で犬型モンスターの罪になった。
名前はよく分からない。
パグっぽいな。
『パグ』となつけた。
「フユソナオモシロイネ?」
僕の本名は谷燿。妹は18歳!美樹っていう。
パグを棍棒で殴った。ドガッ!
「フユソオモシロイネ?」
パグがバグった。
さらに殴った!僕は特別な存在だ。モンスターは殴るときには金を払わないといけない。
『ワサビ』を手に入れた!チャラララン!
パグのケツメドに突き刺した。
パグが死にました。
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