ここは……

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 けれど、いくら泳げど水面が見えてこなかった。 「出られない……のか…」 ルーガは一度諦めようとしたら、その時何処からか光が射し込んできた。 その瞬間、彼は一目散にそこへ目指して泳いだ。  そして、彼は水面付近まで辿り着いたとき外の方から不思議な音が聞こえてきた。 その音を奏でているのを邪魔したくなかったから、音も絶てずゆっくり水面から顔を出した。
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