“ひとり“ぼっちの転校生

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こんなことをモヤモヤと考えていると、後ろから、 ?「ねえねえ」 ?「佳奈ちゃん!」 「「転校生可愛くない?」」 二人でハモりながら私に話しかけてきたのは、火龍の幹部の可愛い系双子の奏斗君と湊斗君でした。 二人はとても似ていて、見分けがつかなく、親でさえもよく間違えるらしいです。 おっと、今は心の中で解説している暇はなかったですね。 佳「そうですね。心花さんとても可愛らしかったですね。」 「「うん!!」」ニコッ …これは……あなた方のほうが可愛いですって言った方がいいんですか? 奏「あ!そう言えば佳奈ちゃん!」 湊「ちょっと暇だから何か話さない?」 キラキラsmileで話しかけてくる二人。 …はい。可愛いですね。うん。 佳「はい、いいですよ。」 「「やったぁ!!!」」 ちょうど、話が区切れた時、 ?「ねぇねぇ、ちょっといいかな?」 前方から声をかけられました。 声のした方へ振り返って見てみると、あら不思議、さっきお話していた心花さんが目の前にいます。 "噂をすれば影"説は本当にあったんですね。 にしても、何故私に声をかけてきたんですかね? やめてくださいよ。 ただでさえ女子からはいい目では見られていないのに、今度は男子からも色々殺られるではありませんか!!! 「……の、…。あの!!!」 (。゚ω゚) ビクッ! 佳「あ、すいません。なんですか?」 ……正直に言いましょう。 お願いだから、もう話しかけてこないでください。男子からの死線が痛いです。
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