“ひとり“ぼっちの転校生

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……俺さ、いつも空き部屋にいて思うことがあったしするんだけどさ、俺、自分のクラス知らんわ。 、、、知らないのは流石にやばいかも…。今からでも覚えようかな。←(それで覚えていたら苦労はしない) ま、散歩がてらに喋れそうなやつ見つけて聞こうかな。 俺、なんか悪い方で有名らしいから、一人ぐらいは知っているだろう。 そう意を決して空き部屋から出てみると埃くさいせいなのか知らんが人が誰一人としてしない。 少し落ち込みながら廊下をのんびり歩いていると、、、 ダダダ …不穏な音。だが気にすんな。いや、気にしてはダメだ。 ダダダダッ ……あー、俺今日耳鼻科にでも行こうかな? ダダダダダダダッ! ダン! ……。 ?「あっ!ゲホッな”が村ぐん!!やっとゴホッ見つけました!ゼーハーゼーハー、ゲホゲホッ!」 …ちょっとヤバそうな奴来た。 …今まで俺に話しかけてくれるやつが1人もいなかったのに、今いると思ったのに。 そこに居たのは 貞子の様に髪を振り乱した女子だった。 とりあえず, 『えーっと、…誰だっけ?(←引き気味)』 ?「な、Σ(゚д゚lll)ガーン」 …なんであからさまに"私ショックです"みたいな顔すんの? なんか俺が酷い奴みたいに見えるから辞めてくんないかな。 ?「私ですよ!私私!覚えていませんか!?」 ……えっと。 『…オレオレ詐欺ならぬ、私私詐欺?…悪いけど俺そういうのには引っかからねぇわ。他当たれ』 ?「そんな!!!私の編み出した渾身の私私詐欺に引っかからない人が居たなんt・・・って!違いますから!!…私です!この前リンチされかけていた所を助けていただいたじゃないですか!!!」 …。 ……。 ……ポン。 『あー、あの時の…。』 ?「間が長かったのはこの際気にしません。そうです!その時の……『コレさんだったよね?』…orz」 え、何。違うの?
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