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あぁ、あの子の名前は確か……
『…翔陽。名前も、太陽のように輝いていたな。』
そう、俺と正反対。
だけど、そんな正反対の俺と一緒にいてくれた優しい翔陽。
そして、俺のせいで還らぬ人となった。
俺の傍にいすぎたせいで。
翔陽は俺のことを恨んでいるのだろうか。
…あの時、あの子じゃなくて俺が死んでたら、周りも俺も嫌な思いはしなかったんだろうな。
……っと、感傷に浸りすぎた。
俺はそのまま空き部屋から消えていった。
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