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「ね、ねえ、あ、アイリスさんってや、やっぱりミリアリア様の事……」
「う、うん、多分、そうだと思う、そ、それにミリアリア様も、ま、満更でも無さそう……」
「……っそ、それって、つまり、その、そう言う事、なのか?」
リーナとアリーシャの会話を耳にしたライナは硬直から回復すると小声でその会話に加わり、ライナに言葉を受けたリーナとアリーシャは真っ赤な顔で頷いた。
それから3人は真っ赤な顔で見詰め合うアイリスとミリアリアを見詰め、アイリスとミリアリアはその視線に気付く事無く互いを見詰め合っていた。
その頃ダンジョンの外は黄昏時を迎えており、伝令からダンジョンの事を知らされた残党狩部隊の本隊は更なる続報を待ちつつ築いた陣にて野営を始めていた。
ミリアリアとアイリスは残党狩部隊から救出したリーナ、アリーシャ、ライナの3人と作戦会議を行い今後の方針を決定した、一方ダンジョン発生の報告を受けたロジナ候国軍残党狩部隊本隊も続報を待ちつつ野営に入り、激動の一日はその幕をその幕を降ろそうとしていた……
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