1/3
前へ
/67ページ
次へ

私は、勇気を出して 『リカちゃんお悩み相談室』に電話をかけた。 悩みを リカちゃんに聞いて貰おう。 トゥルルルル トゥルルルル ドキドキ…… 「はい、私 リカちゃん。 あなたのお悩みはなぁに?」 …… ん…… 「あなたのお悩みは、なぁに?」 リカちゃん…… ? それは、おじさんの様な ガラガラ声だった。 「あ…… あの リカちゃんさんですか?」 「そうよ。今日はどうしたの?」 どうしたの?は、こちらのセリフだ。 リカちゃん、その声どうしたのだ。 随分とガラガラだが 酒焼けか? だとしたら、飲みすぎは良く無いぞ。 飲む前には ウコンをお勧めするぞ。 「あの…… 本当にリカちゃんさんですか?」 「そうよ。私リカちゃん。 私 リカちゃん。私 リカちゃん。 私 リカちゃん。私 リカちゃん。 私 リカちゃん。私 リカちゃん。 私 リカちゃん。私リカち…… ん。」 怖いっす。 信じます 信じますから止めて下さい。
/67ページ

最初のコメントを投稿しよう!

24人が本棚に入れています
本棚に追加