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「あ、あの…… 自分、趣味で 小説を書いてるんですけど、次に何を書いたら 良いのか分からないんです。」 「あら、くだらない相談ね。 なら書くのを止めれば良いんじゃない?」 「ほぉほぉ」 「別に、仕事じゃないんだし 書きたいなら書けば良いし、書きたい事が 無いなら書かなければ良い。それだけよ。 おわかり?」 「は……はい。」 リカちゃん正しいっす。 その通りっす。 「リカはさ、悩み聞くのが仕事じゃない? だから、クソくだらない相談にものるわよ。」 「あ…… クソくだらない相談して しまって、すみません。」 「あ、もうひとつ質問しても良いですか?」 「良くってよ。お聞きなさい。」 お聞きなさい…… リカちゃんのキャラが崩壊している。 「あ、その声は酒焼けですか?」 「リカは、未成年よ。お酒は飲めないわ。 ちゃんしーな質問ね。」 そこは、ブレ無いのか。 ってか、ちゃんしー って何だよ。 キョンシーかよ。 「ちゃんしー とは ちゃんちゃら可笑しいの略語よ。 キョンシーでは、無くってよ。」 心の声が聞こえたのか!! 流石、リカちゃんさん!! 「好きなお酒は何ですか?」 「熱燗よ。…… ぁ 未成年よ。お酒は、あっかんよ。」 リカちゃんさん …… 渋いっす。
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