第二話 宿場町

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第二話 宿場町

 「うおおお」  「ちょっと、MP無駄に使わないでよくーちゃん」  「だって面白いよ!これ!」  「はいはい」  まだ歩き始めて二時間、三時間くらい。なのに二人はあき始めて魔法を使って遊び始めた。確かに普段はゲームでしか魔法は使えないが、今はそのゲームの中にいるわけだから、魔法が使える。ソルジャーの私も一応使えるが、MPはいざという時のために残しておきたい。普通攻撃よりも少しだけ威力が強いから、ピンチの時とかによく使える。  「うおおお」  「もう!」  あーちゃんはアーチャーなので無限に出てくる矢を使っていろんな技を試している。  くーちゃんはマジシャンなのでいろんな技を試している。しかしマジシャンはMPの消費が激しい。あまり使わないでほしいのだが、そうもいかないみたいだ。これでは先が思いやられる。  「はあ、もう」  「しーちゃんもやれば?」  「くーちゃん、あなたはもっとMP保持しないと、戦えないんだよ?」  「だってぇ……」  好奇心が勝ってしまったのだろうが、そろそろ行かないと日が暮れてしまう。野宿はごめんだ。  「いかないと、置いてくよ」  「あ~待ってよ!」     
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