春華の一言とそれから

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カキカキ ある放課中、冬華は、自分の席で机に向かって何かを書いていた。 そこに誰かが近づいてきた。 スタッ 「冬華、何してるの?」 「春華ちゃん!!?」 冬華は、春華が近づいてきたので書いていた紙を隠した。 「何を隠したの?」 「えっと・・・その・・・」 冬華は、少し照れていた。 冬華は、勇気を出して春華に話をした。 「実は・・・空色っていうアニメの夢小説を書いていてね・・・」 「それって、冬華の好きなアニメだよね!見せて!!」 春華は、目をキラキラさせながら冬華に言った。 「いいよ!」 冬華は、照れながら書いていた夢小説を春華に見せた。 「・・・」 春華は、黙って小説を見ていた。冬華は、それを黙って見ていた。 キーンコーンカーンコーン 途中チャイムが鳴ったので春華は、放課後までには返すことを冬華に言い、小説は、春華に渡った。 冬華は、小説が帰ってくるまで気が気じゃなく授業を受けていた。
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