0人が本棚に入れています
本棚に追加
春華との出会いは、高校を入学して最初の行事の勉強合宿。
勉強合宿に向かうため、バスの中に乗っていた女性は、この小説の主人公で今は、外の景色を見ながら不機嫌そうな顔をしながら見ていた。
理由は、一つ。
隣の席が入学して仲良くなった子が、別の席に移動してしまったために窓際に座っていたので外の景色を見ていた。
ガタ ガタ キィィ
バスは、赤信号で止まっていた。
(ハァ・・・つまんないな・・・)
冬華が心の中で思っていたら・・・
「あの・・・」
「何?」
「外の景色楽しいかな?」
「別に・・・」
「そっか・・・あ、私は、桜木春華です。えっと・・・」
「神山冬華」
「神山さんね!よろしくね!」
春華は、ニコリと笑った。
「!?」
冬華は、少し驚いていた。
最初のコメントを投稿しよう!